プラチナの需要が高い理由とは何か

プラチナの産出量は非常に少ない!

プラチナは装飾品売り場で見ても、価格がかなり高く設定されていることをご存知だと思います。なぜこんなにプラチナが高いのか、その理由の一つとして希少性の高さがあります。 これまで人類が採取したプラチナは約5,100トンで1辺が6mの立方体に収まる程度です。同じく人気で希少性の高い金がこれまでに約160,000トン採取されています。それは競技用プール3杯分程度ですので、比較してみるといかにプラチナの産出量が少ないか分かります。プラチナも金も宇宙から隕石によってもたらされたものと考えられていますので地球では生成出来ず、埋蔵量には限りがあります。地球上にある金は採掘されているものとされていないもの合わせて230,000トンと言われており、プラチナは更に少ない16,000トンでしかありません。枯渇するのが早いのは、圧倒的にプラチナということになりそうです。

プラチナの用途は装飾品だけではなかった

プラチナと言えば、結婚指輪などの装飾品を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はプラチナの20%しか装飾品に利用されていません。残りは一体何に利用されているのでしょうか? 最も多く利用されているのは自動車の排気ガス浄化触媒で、プラチナの約50%が利用されています。有毒ガスを二酸化炭素に変えるためには、プラチナを触媒として浄化する必要があるのです。また、燃料電池の電極板、医療用のペースメーカー、抗がん剤、美容目的のサプリメント、ハードディスクなど、プラチナの需要はかなり多岐に渡っています。これはプラチナが耐腐食性が高く安定した金属という特徴を持っているからです。このような金属は珍しいので、例えプラチナの価格が高くても代わりになる材料が多くはありませんし、下手をするとプラチナにしか出来ない役割だったりします。産出量の少なさと需要の幅広さが相まってプラチナの相場は高く、資産として保持する価値も十分にあると言えます。